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ギャラリー・古美術店の一例

堂島 ギャルリエ里芸流

梅田 茶屋町画廊

梅田 太陽画廊

堂島 アルテスパーツィオ

堂島 関西画廊

江戸堀コウイチ・ファインアーツ

江戸堀 展現舎

江戸堀 ギャラリー佑英

淀屋橋 戸田政商店

淀屋橋 はたのファインアーツ

淀屋橋 スペースギャラリー

淀屋橋 圓井雅選堂

淀屋橋 平岡美術

淀屋橋 春海商店

北浜 壺中庵

北浜 集雅堂

淀屋橋 山木美術

肥後橋 高宮画廊

淀屋橋 土屋現代美術画廊

淀屋橋 アトリエヒロ

淀屋橋 ギャラリー新居

北浜 ギャラリーもず

北浜 古美術 井上柳湖堂

淀屋橋 画廊大千

淀屋橋 ギャラリー洸洋

北浜 書画・古美術玄海樓

淀屋橋 至峰堂画廊

北浜 とりゐや美術店

淀屋橋 ギャラリーリッチ

北浜 香川画廊

淀屋橋 谷松屋 戸田商店

北浜 ギャラリー風

北浜 ギャラリー谷崎

老松町 YOD Gallery

西天満 フクダ画廊

老松町 瀧川峰晴堂

老松町 Gallery H.O.T

老松町 ギャラリー白

老松町 陶泉房

老松町 古美術ふくむら

老松町 瀬良石苔堂

老松町 ベルンアート

老松町 天野画廊

老松町 古美術祥雲堂

老松町 ギャラリー恵寶堂

老松町 骨董沙羅

老松町 古美術アート啓

老松町 淀画廊

老松町 和泉玉箒堂

老松町 秦古美術

老松町 ギャラリー海野

老松町 藤原集古堂

老松町 古美術和田

老松町 西美術店

老松町 瀧川画廊

老松町 画廊23

老松町 ギャラリー浅羽

心斎橋 T's gallery谷松屋戸田

大阪城公園 ギャルリーためなが

岡本 川田画廊

京都 青芳堂

岐阜 小川処堂

Kosmos Lane Studio & Gallery

銀座 銀座桜ショップ


コラム



無資格学芸員かく語りき  byドクターアルカイック


無資格学芸員(?)がお届けするユニークで知的な美術コラム
これであなたも学芸員or美術評論家!?
毎月1回更新していきます。お楽しみに


画廊の時代は終わったか?  
第5号− 2008年5月号 −


  画廊というものが、いつできたのかは、定かでない。美術評論家の瀬木慎一氏によれば、大正時代に、画廊九段と言うのが、皇居に近いところにあったとされる。だが、どのような作家を扱い、どのような活動をしていたのかは、これといった資料が残っていないそうだ。次に現れたのが、日動画廊で、一般的にはこれが、日本における画廊の始まりとされている。だから、たかだか100年の歴史しかないことになる。
  国立国際美術館の建畠晢(たてはた あきら)氏によれば、しかしながら、もう画廊の時代は終わったと言う。東京で1000軒以上、大阪でも500軒以上、日本全国で2000軒以上あるといわれる画廊界にとっては、ゆゆしき問題だ。
  確かに、昔の画廊は、ある意味で、画家のスポンサーでもあった。それだけで、存在意義があったのだ。基本的には、画家とコレクターをつなぐ存在でありながら、金銭的にも画家を支えていた。この基本的な図式がある限り、画廊は、明確な社会的な役割を担っていると言って良い。
  例えば、戦後になって、現代美術と称する分野が、大きく成長した。高度成長からバブル経済に突入すると、余った金が美術界にも流れ込み、美術マーケットは肥大化し、必然的に世界的なマーケットの中に組み込まれていった。この機に、早くから海外とのつながりを深めていた南画廊や東京画廊、南天子画廊などが、現代美術の擁護者としての立場を確立する一方、初めて現代美術の分野において商業的にも成功をおさめた。今風に言えば、プライマリーギャラリーの誕生であった。
  これらの画廊の成功に刺激され、以後多くの画廊が生まれ、他の業界からの新規参入も続出した。プライマリーギャラリーのノウハウを踏襲する画廊もあれば、貸し画廊としていわば、画廊のスペースの切り売りで、現代美術を扱う画廊も増えた。挙句のはては、カフェバーや、カフェレストランなども、後に続かんとばかりに参入した。画廊以外のスペースには、オルタナティブスペースという、新たな造語も誕生し、それによって、それらのスペースが積極的に活用された。これらの展示スペースの多くは、セカンダリーギャラリーであった。プライマリー・セカンダリーの区別は、契約その他によって、作家を支えるか否かにある。セカンダリーは、プライマリーなしには本来存在しない。
  だが、こういった画廊の側の多様化をよそに、村上隆のような作家が、忽然と登場した。彼は、自らのマネジメントを自らでやり遂げる。彼にとっては、プライマリーギャラリーも、セカンダリーギャラリーも必要ではない。自分自身によるプロモーションだけで、自分の作家活動が保証される超優良株なのだ。こういう事態を受けて、評論家の多くは、「画廊の終焉」という。だが、本当に終焉かどうかは、先になってみないとわからない。



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