最愛のペットが亡くなったあとも、一緒に暮らした自宅で眠らせてあげたい方も多いかと思います。
ペットの樹木葬を扱っている霊園もありますが、植物に愛情を注ぎながら育てる楽しみを味わいたい方にはオススメです。
私のように借家暮らしでも、植木鉢やプランターで樹木葬ができるそうです!
お庭に植えなくても持ち運びができるので、引越し先にも移動できて安心ですね。
今回は樹木葬を鉢植え(プランター)に植える方法と管理方法を調べたのでご紹介します。室内でも育てられるので私みたいな賃貸でも叶えられます。
マンションや賃貸では鉢植えやプランターが最適!
樹木葬をする際はご自身(家族)の土地に植える必要があるので、所有地でなければなりません。
詳しくはペット(犬や猫)の樹木葬は自宅でもできる?樹木葬キットや埋葬方法を解説!にて解説してあります。
その点、植木鉢やプランターであれば土地に根付くこともありませんので問題ありません。
しかし移動させる際に持ち運べる植木鉢やプランターを選んで欲しいので、埋葬する時の状態が非常に大事になってきます。
土葬のままのペット樹木葬は危険!
今回は自宅の植木鉢やプランターでのペットの樹木葬を想定しています。そのまま火葬せずにペットの亡骸を土葬しますと、腐敗して異臭が発生する可能性があります。
必ず火葬してあげましょう!
亡骸は長い歳月をかけて土の中で骨となります。20〜30年近くはかかると言われます。手入れのために植え替えたり、掘り起こして悲しい状況を目の当たりにするかも知れません…。
なので、火葬後は粉骨パウダーして土に混ぜることをオススメしています。土と良く混ざって管理もしやすいです。
ペットの遺骨を粉骨してくれる専門業者もあります。
植木鉢(プランター)の樹木葬はペットの大きさで決めましょう
植木鉢やプランターの樹木葬には粉骨にした骨を使うようにしてください。ペットは最大でも猫ぐらいが最適です。
骨壷のサイズは2寸(直径6cm)程度です。それ以上ですと土に混ざりにくく、プランターも大きくなってしまいます。
大型犬だからと言って諦める必要はないです。分骨してプランターに樹木葬として埋葬してあげれば十分育てられます。
ウチの愛犬は体重10kgです。もしもプランターで樹木葬にするなら分骨かな…と思っています。
残りの遺骨は骨壷に入れて手元供養として納めておくこともできますし、最近はお守りとして遺骨キーホルダーや、遺骨カプセルにすることもできます。
お花の管理に自信がない方はペットの樹木葬を運営している霊園もあるので探してみましょう。
粉骨に適したプランターの選び方と花の管理法
ご自宅での樹木葬にはプランター選びと花の管理方法が重要になります。まずは植木鉢(プランター)の選び方をご紹介します。
植木鉢やプランターの選び方
樹木葬に用意するプランターは植木鉢のような陶磁器製を選んでください。プラスチック製は割れやすく劣化も早いです。
体の小さいハムスターなどは、粉骨の量も少ないので植木鉢でも大丈夫です。
自宅での樹木葬のお花選びと土作り
粉骨して埋葬する場合はアルカリ性の土壌を好む植物を植えましょう。例えば…
…などがあります。
アルカリ性の土を弱酸性にするには市販のピートモスを土に混ぜてあげると、通常の土になります。どんなお花を植えても大丈夫でしょう。
ピートモスの量は通常1平方mに対して10Lですから30cmcの丸い鉢ならコップ一杯ぐらいが目安です。
プランターの管理方法と場所
ベランダに置く場合は、水をあげて時々液体肥料を与えるなどお花がよく咲くように配慮しましょう。雑草が生えたらすぐに抜いてください。
室内に置く場合も液体肥料、雑草の他に日光に当たるように外に出してあげてください。出窓などで常に日に当たっている場合は大丈夫です。
サボテンの仲間の多肉植物は少ないお水で室内でも育てやすいです。
愛すべきペットのお墓でもあり、新しい命ともなった植物です。愛情を注ぎながら大事に育ててあげてください。